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[出発前に参考にした本・帰ってきてから読んだ本]
(注)書籍の価格は消費税3%当時のもの(古くてゴメンね)。

●沢木耕太郎/著
●新潮文庫/刊
●価格350円〜 |
この本を読んで一人旅に出てみようと考える人はかなり 多いはず。
一人旅のバイブル。猿岩石のヒッチハイクの企画もこの本の影響、というのは余りにも有名。
ぼくのお薦めは1〜3巻。(3巻以降はちとヨーロッパの香りなので)
作者の情景描写の巧みさは、まるで自分がそこに存在していると錯覚を覚えるほど。
「二十六歳が初めての海外旅行にふさわしい。」と言い切る彼の言葉に、当時二十六のぼくは傾倒し旅に出た。
これを読んで旅へ出よう。
『インドで考えたこと』

●堀田善衛/著
●岩波新書/刊
●価格550円 |
どんな国でも時間の経過に相応の進歩をしてゆく。(インドで考えたことより)
だから、1957年12月19日 第1刷発行と在るように、 その内容は些か古い。また岩波新書だけあって、少し堅い。しかし、戦争体験があり、博識の作者が見たインドは我々が今目にするインドとどのように違うのか?
そして作者はインドで何を考えたのか?それが興味深い。
やっぱりインドに行くのだもの、ちっとは真面目に考えたい人へ。
『インドでわしも考えた』
●椎名誠/著
●集英社文庫/刊
●価格400円 |
読んでもインドのことはよく分からなかった。
軽い内容、写真が多いので、一気に読み終えることが出来るが、出発前の情報集めという点に於いて、残念ながらあまり役に立たないと思う。ただ、この中にふんだんにある写真は生活感のある良いものばかりなので、インドの雰囲気を知っておきたいという人にはお薦め。
この本の題名『インドでわしも考えた』は、上記、『イン ドで考えたこと』のパロディらしい。
人と違った目的の旅。オレ様なりのオリジナリティー満点のインドを探したい! という方にはなにかヒントを見つけることができるカモ。
『ゴーゴー・インド』

●蔵前仁一/著
●凱風社/刊
●価格1500円(外税) |
値段が高い。でも面白い。作者自身が現地でした奇妙な (インドでは割と当たり前な?)体験を読みやすい、す っきりとした文体で面白おかしく描いている。
インドに行く前に、一度行った気になれる、お薦めの本。
むこうに着いてから戸惑いそうなちょっとした疑問も予め 解説されていて、ともすると、不安になりがちなインド旅 行に、今直ぐ飛び出したくなる。楽しい挿し絵も沢山。
情報集めに、読み物として、てんこ盛りの一冊。
『河童が覗いたインド』

●妹尾河童/著
●新潮文庫/刊
●価格560円 |
舞台美術家の作者の見るインドはさすが!細かい。
ホテルの自分の泊まった部屋の様子を全て真上から見た 図解を中心に説明。人々の暮らしぶり、遺跡、あらゆる ものをスケッチし旅を続ける作者に魅せられ、ぼくもス
ケッチ・ブックを慌ててパックに詰め込んだ覚えがある。 (しかし、写生の出来ないぼくは、そのスケッチ・ブッ クにひたすら日記を書いていた。)
この本は、手書き風の優しいフォントと相まって、ほの ぼのとした雰囲気に終始し、他のインド本とは明らかに 一線を画している。その仕事の丁寧さにただただ感心。
スケッチブックをもって「私のインド」を残してみてはいかが?
『インド鉄道紀行』

●宮脇俊三/著
●角川文庫/刊
●価格520円 |
インドの鉄道の歴史はアジアで最も古く、1853年、 ボンベイ〜ターヌ間33、8キロが開業した。 いらい鉄道の建設は急速に進み、6万キロを超えた。
これはアメリカ(31万キロ)、ソ連(14万キロ)、 カナダ(7万キロ)に次いで世界第四位である。(インド鉄道紀行より)
ぼくは、インド国内の移動の殆どに鉄道を使った。
バスには一度乗ったが、十一時間のでこぼこ道に辟易し、 もう二度と乗るもんか!と心に誓った。
鉄道は快適なのです。それが、二等車であれ、二十時 間乗り放しであれ、あの、バスに比べればまるで天国。
そんなぼくの好きなインドの鉄道に乗りまくり、わりと 無茶な日程でかなりの距離を行く。
作者はそこそこお年を召しているようなので、いわゆる 貧乏旅行ではないが、作者の並ならぬ鉄道へのロマンの ほどが伝わって来るような内容。
ただ、ぼくが電車で食べたカレー弁当は不味かった。
悪名高きインドの鉄道(遅れるって意味でね)のトラブルに備えて?
『印度放浪』

●藤原新也/著
●朝日文庫/刊
●価格1000円 |
歩むごとに、ぼく自身と、ぼく自身の習ってきた世界の虚偽が見えた。
そうのっけから語って聞かせるこの作者、相当なロマンチストとみた。
詩的文章と、ものすごい枚数の写真で綴る、これでもかというほどの山盛り印度。本文は411ページにも及ぶ。
ぼくにはとても、一度期には読み切れません。だから帰ってきたら又読みます。きっと読ませて頂きます。
(でも、まだ読んでない。)
ぼくはこの本の中の初めのほう、爺さんが立って子供を抱えている写真がとても気に入っている。
詩人の魂をも揺さぶるインド体験であなたはなにを感じるのか。
『地球の歩き方・インド編』

●ダイヤモンド社
●1996年版
●価格1680円 |
「パスポートは忘れても、これだけは忘れるな!」とさえいわれる今更紹介のしようがないほど有名なガイドブック。いわばインド旅行のお守り。
「インドの客引きはこれを手に持っているかを基準に日本人かどうかを判断する。」そんな噂を耳にしたぼくは、この本を解体し、地域別に小さく綴じて携帯した。
インドにいる日本人旅行者は全員持っている?!
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